Japan 公式ブログ
Google の企業向けソリューションに関する公式な情報やユーザーの事例などを、いち早く皆さんにお届けします。
Google Appsのユーザーポリシー管理機能について
2010年7月22日木曜日
2010年7月22日 Posted by 藤井彰人 / エンタープライズ部門 プロダクト マーケティング マネージャー
私たちはこれまで半年の間、Google Appsの管理者がより詳細に複数組織を管理できるように、様々な新機能をリリースしてきました。最近だけでも、
マルチドメインのサポート
や、新たな
データ移行ツール群
、
SSLのデフォルト設定
、
モバイルデバイスのためのセキュリティコントロール
、Google Appsのカスタマイズを可能にする
Google Apps Marketplace
上の100を超えるアプリケーションとの連携など、様々な機能が追加されています。
今回は、管理者から最もご要望の高かった機能の一つである、Google Appsのユーザーポリシー管理機能のリリースをアナウンスできることを、とてもうれしく思います。
昨日より、Google Appsの管理者は、ユーザを組織ごとのユニットにクループ分けし、どのアプリケーションを、どのグループに利用可能とするのか、またはどのグループを利用不可とするのかを設定することができます。例えば、ある製造業の企業であれば、オフィスの従業員にはGoogle Talkの利用を許可し、製造ラインの従業員には利用を許可しないといった運用が可能になります。Revevol ConsultingのCTOである Mayooran Rajan氏は、次のように本機能を評価しています。「私たちは、従業員数100名から2,000名規模の企業に対して、オンプレミスソリューションからGoogle Appsへの移行を支援しています。この新しいユーザーポリシー管理機能は企業部署ごとのきめ細やかなGoogle Appsの設定が可能になります。」
本機能を利用すれば、企業はアプリケーションを広範囲に社内展開する前に、パイロットユーザ向けのテストを実施することが可能です。Temple UniversityのコンピュータサービスのAssociate VPであるSheri Stahler氏からは次のようなコメントを頂いています。「Google Appsのユーザーポリシー管理機能を利用することで、Google Waveのような新しいアプリケーションを、より広範囲に展開すべきか判断すため、特定のユーザ向けのテストを実施することが可能になります。」
ユーザグループに対してサービスをON/OFFする機能は、既存環境からGoogle Appsへの移行にも役立ちます。例えば、既存メッセージングソリューションはそのままで、対象ユーザに対して、Google ドキュメントや、Google サイトなどのコラボレーションツール群のみを利用させることも可能です。
管理者は、
"拡張版"コントロールパネル
の"Organizations & users"タブにある設定項目でこれらの管理を行えます。
Google Apps Directory Sync
を使用して、既存LDAPの組織スキーマを反映させることも可能で、加えて、
Google Apps Provisioning API
を使用してユーザを組織に割り当てることも可能です。
本機能は、Google Apps Premier EditionとGoogle Apps Education Editionのユーザに対して追加料金なしに提供されます。Google Appsのユーザーポリシー管理についてのさらに詳しい情報は、
ヘルプセンター
のドキュメントをご参照ください。
Google Apps でマルチドメインをサポート
2010年6月24日木曜日
2010年6月23日 Posted by 藤井彰人 / エンタープライズ部門 プロダクト マーケティング マネージャー
毎日、何千という組織がGoogle Appsを採用していますが、大企業の場合には、従業員を複数のドメインに移行することが課題になる場合があります。これまではこの課題に対処するため、理想的なソリューションではないことは承知の上で、ドメインエリアスとして他のドメインを設定するか、もしくはGoogle Apps アカウントをそれぞれのドメインに別々に設定しなければなりませんでした。
今日からは、違います: Google Appsにマルチドメインがサポートされるためです。
マルチドメインのサポートは、新しい管理機能であり、Google Appsの2つ以上のドメインを一つのコントロールパネルから管理できます。ある企業で異なるドメインに所属するユーザは、ドメイン固有のメールアドレスを維持つつ、企業のグローバルアドレスブックで他のドメインの同僚を見つけることができます。Google ドキュメントやGoogle サイト、その他の Google Apps のサービスにおいても、ユーザはドメイン間で情報共有を簡単に行えます。 Matt Vandenbush氏(Brady CorporationのIT戦略及びアーキテクチャ担当 ディレクター)は、このようにコメントされています。「Google Apps での、マルチドメインのサポートにより、私たちは、我が社全体を一箇所で集中管理することができるようになります。実際に私たちは88の異なるドメインにユーザを抱えており、IT部門には作業時間を大幅に短縮することを可能にし、利用者である社員には異なる組織に所属する社員とのシームレスな情報共有を実現してくれます。」
本機能は、本日 Google Apps Premier Editionと Google Apps Education Editionのユーザ向けに追加料金なしで、リリースされました。詳しい情報は、
ヘルプセンター
か、Liveの
Webinar
(英語)を参照くださいませ。
注: Live webinar on Tuesday, July 13th at 9am PST / 12pm EST / 5pm GMT.
20億以上の email メッセージがGoogle Appsに移行されています
2010年6月14日月曜日
2010年6月14日 藤井彰人 / エンタープライズ部門 プロダクト マーケティング マネージャー
Google Apps をご導入頂いた多くのお客様は、Google Apps導入時に数ヶ月間の並行運用期間などを設けたりすることで、実際には既存データをお使いのIT環境から新しいシステムに移行する作業を行っていません。しかし、当然のことながら、メールやカレンダー、コンタクトを古いIT環境から移行せずに新たな環境に切り替えることをためらう企業もあります。このようなデータの移行を実現するために、Googleは複数のデータ移行ユーティリティーをリリースしています。Google Apps Migration for Microsoft Outlook(R)
はそのひとつです。
何千もの組織が、このようなツールを使って、それまでのテクノロジー ソリューションから開放されています。Google Appsのお客様によって、すでに20億通をこえるメールが、Google Appsの新しいシステムに移行されています。直近2ヶ月だけでも1400万件のカレンダーの予定や、600万の連絡先(ドメインワイドのアドレスリストは除く)がMicrosoft Exchange(R) や Lotus Notes(R)からGoogle Appsに移行されています。
Google Apps用の移行ツールが発表されてから、しばらく経ちますので、ここで改めてデータの移行オプションをまとめておきたいと思います。
Microsoft(R) Exchange 、Microsoft Outlook(R)からの移行
Google Apps Migration for Microsoft(R) Exchang
サーバーサイドのツールです。メール、カレンダー、コンタクトのデータをMicrosoft ExchangeからGoogle Appsに移行できます。このツールはMicrosoft Exchange 2003 あるいは2007で、また社内設置型でもホスティング型でも動作します。
Google Apps Migration for Microsoft Outlook(R)
エンドユーザー向けのツールです。メール、カレンダー、連絡先のデータをMicrosoft OutlookのプロファイルやPSTファイル、Microsoft ExchangeのアカウントからGoogle Appsに移行できます。このツールはMicrosoft Outlook 2003あるいは2007で、また社内設置型でもホスティング型でも、さらにはユーザーのマシン上の既存のPSTファイルを対象にした場合でも動作します。
Lotus Notesからの移行
Google Apps Migration for Lotus Notes(R)
サーバーサイドの移行ツールです。メール、カレンダー、コンタクト、グループインフォメーションを、Lotus NotesのアカウントからGoogle Appsの移行に対応。
その他のメールシステムからの移行
IMAPメール移行ツール
ドメイン・アドミニストレーターはユーザーのメールボックスのコンテンツを、IMAPメールサーバーからGoogle Appsに移行できます。このツールで、Microsoft Exchange Server 2003をはじめ、Cyrus IMAP Server、 Courier-IMAP、Dovecotがホストするアーカイブでの、メールの移行をサポートします。
The Google Apps Email Migration API
Google Appsの管理者とユーザーを対象とするAPIです。既存のメールシステムから、それぞれのドメインがホストするGmailのアカウントに向けてのメールの移行ができます。このAPIはカスタム・メール移行アプリケーションに使用可能です。
ドキュメントのGoogle Appsへの移行
The Google Documents List Data API
APIを利用することで、ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーション、PDF等をGoogle Docsへ移行することが可能です。
上記のツールの他にも、カスタマイズされたソリューションを、
Google Apps Marketplace
のリストにあるパートナーや、
国内販売代理店、ソリューションパートナー
がご提供しています。
既存システムからのGoogle Appsへの移行は、こちらの情報(
Lotus Notes(英語)
,
Microsoft Echange(英語)
)もご覧ください。
国内移行事例
はこちらで公開しています。
現時点では英語のみの資料も多く、またパートナーの移行ソリューションも多岐にわたるため、どのように移行すべきかを決定することは難しいものです。Google Appsへの移行についてご質問のあるかたは、
こちらのフォーム
からお気軽にお問い合わせください。最適なソリューションをGoogleのエンタープライズ部門の担当者よりご提案させて頂きます。
Google Appsをご利用のみなさまは、Google Wave (Labs)をご利用頂けます
2010年6月14日月曜日
2010年 6月14日 藤井彰人 / エンタープライズ部門 プロダクト マーケティング マネージャー
Googleは、メールやオフィス・アプリケーションといった、みなさんが日頃よく利用するお馴染みのツールを、これまでのソフトウェアより、
ずっとコラボレーションがしやすいものに
変えてきました。
しかし、今回追加されたGoogle Waveはすこし違います。既存アプリケーションの制約にとらわれず、全く白紙の状態から、チームでの共同作業において新しいアプローチを試みています。Waveを発表してから既に1年以上経過しましたが、多くの方にこのツールを試して頂くために、また私たち自身ががGoogle Appsをさらによりよいものにするために、今回、
Google Wave (Labs)
をGoogle Appsをご利用の企業や教育機関などでも利用頂けるようにしました。
昨年の秋、Google Waveのプレビューを開始して以来、一貫して耳にしているのは、Waveの強みは、コンテンツを作成する時にディスカッションが必要な、小さなグループ間でのコミュニケーションにこそある、と言うことです。例えば、エンジニアリング プロジェクトの計画策定や、旅行スケジュールの決定、イベントの招待客リストの作成等です。その一例として、Deloitte が、テクニカルでの設計書類などをめぐって、Google Waveを用いて、どのようにコンセンサスを形成したのか、
こちらで(Teams at Deloitte)
ご覧頂けます。
Google Waveは、こういった、たくさんのディスカッションとコラボレーションが必要な業務に適したユニークな機能を有しています。
文脈に沿った形でのコンテンツのディスカッション
Waveで見ているものについて、質問や提案をしたいときにはすぐに、Wave上で他の参加者と話し合いが始められます。合意形成できたら、コンテンツをファイナライズし、終了したディスカッションを削除して、Waveを整理できます。
ロジカルな情報構造
Waveの最後の部分だけでなく、どの部分についても、応答することができ、最終的に話し合いの流れに沿った記録を残すことができます。
プレイバック機能
Waveではそれぞれのwaveがどう展開してきたかを、時系列で保存しています。ですから、途中でwaveに加わった参加者は現在の状況に至るまでの過去の流れを見ることができるのです。このプレイバック機能でコンテンツをロジカルに、また時系列で見ることができます。
拡張機能
拡張機能を使うことにより、waveにより充実したダイナミックな機能を加えることができます。Googleではたくさんの使いやすい拡張機能(投票ガジェットや地図等)をご提供しています。さらに、外部のデベロッパーが作成した拡張機能の品揃えも日々拡大しています。それぞれの組織のニーズに合った、テーラーメイドの拡張機能を作ることもできます。
今後、コンテンツ作成の際に、小さなグループ内でコンセンサスを形成しなければならなくなったら、Google Waveの利用をご検討ください。Google Appsの管理者を通じて、全てのGoogle AppsユーザーにGoogle Waveの利用をスタートできるオプションを提供しています。管理者用のコントロール・パネル、 'Add more services'をクリック、そして、'Add it now' をクリックすればGoogle Waveを使えるようになります。
Google Maps API Premier: 経路案内をみなさまに
2010年6月7日月曜日
2010年6月7日 Posted by 藤井 彰人 / エンタープライズ部門 プロダクト マーケティング マネージャー
お客様を自宅から店舗までご案内したり、社員を本社からお客様の現場まで誘導するなど、多くの企業がすでにGoogleの正確な経路検索エンジンを活用しています。本機能は、モバイル機器を含むどのプラットフォームにおいても、また、ますます複雑になる地図データの活用においても重要なことです。
しかし、テクノロジーは、時に正しいユーザーエクスペリエンスにつながらないこともありました。でも、これからは違います。Googleは、5月20日に、皆様から最もご要望の多かったAPIの機能、Derections Web Service を提供を開始しました。この機能追加によって、Static Maps APIとDirectons APIがつながり、ユーザーは、経路案内を視覚的にまた、シンプルなHTTPインターフェースで取得できるようになります。
車、徒歩、自転車などの全ての案内を含んでいますので、移動手段が何であれ、Google
Maps API Premierが全てをカバーします。
Google Apps にiPhone, Nokia, Windows Mobileデバイスへの企業向け管理ポリシー適用機能が追加されます
2010年2月5日金曜日
2010年2月5日
Posted by 藤井彰人 / エンタープライズ プロダクト マーケティング マネージャー
世界中で、ビジネスの効率化に注目が集まっています。多くの企業が、社員に対して場所やデバイスに依存しないシームレスな情報アクセスを提供することを考え、
Google Apps
のようなソリューションを検討しています。また、インターネットに接続可能なデバイスが増加することで、社員は自分の携帯電話からも、メールやドキュメント、他の社内データにアクセスしたいと考えています。
昨年、私たちはこのご要望に応えるべく、モバイルでの生産性向上にフォーカスし、多数の機能強化を行ってきました。BlackBerry ユーザには、Google Apps
Connector for BlackBerry Enterprise Server
をリリースし、Android 携帯には、Google ドキュメントの
アップデート
と同様に、Gmail, Google カレンダーの新バージョンを
アナウンス
しました。また、iPhone, Nokia Eシリーズ、Windows Mobileデバイス用の
Google Sync
もリリースし、Google Apps ユーザは、モバイルデバイスから、Googleのクラウドにアクセスすることができ、メール、カレンダー、連絡先へのアクセス、同期が可能になりました。
私たちはこれらの機能をさらに拡充するため、明日、管理者がモバイルデイバス対して、企業のセキュリティポリシーを適用できるような、新しい管理機能をリリースします。
本機能は、Google Apps Premier Edition と Google Apps Education Edition に対して提供され、管理者は利用者の iPhone, Nokia Eシリーズ, Windows Mobile デバイスを、Google Apps 管理者コントロールパネルから管理することができます。追加のソフトウェアや、専用のエンタープライズ向けモバイル用サーバを用意し管理する必要もありません。この新しいモバイルデバイスの管理機能により、以下のことが可能になります。
紛失や盗難にあったモバイルデバイスの全データをリモートで消去
一定期間使われていないデバイスをロック
携帯電話のデバイスパスワードを要求する
より安全なパスワード設定のために、最小パスワード長を設定
パスワードに、文字、数字、カンマやピリオドなどの記号を含めるよう要求する
これらの機能は、Google Apps コントロールパネルの、「モバイル」タブの「サービス設定」からアクセスできるようになる予定です。ユーザが自身のデバイスとGoogle Appsとの同期をスタートすると、そのドメインの管理者は、ユーザ設定ページの右にある機能で、リモートからデバイスのデータを消去することが可能になります。
本管理ポリシー適用機能により、社員が携帯電話から企業データにアクセスできるようになり、IT管理者は、モバイルデバイスからの企業データへのアクセスを簡単にコントロールすることができます。
Nexus One や Droid などの、Android デバイスに対する同様の機能については、もうしばらくお待ちください。ご質問などがある場合には、こちらの
ヘルプページ
をご覧ください。
Google Apps Script 提供開始のお知らせ
2009年9月3日木曜日
2009 年 9 月 3 日
Posted by
藤井彰人, Enterprise Japan Product Marketing Manager
5 月にお知らせした Google Apps Script の
パイロットリリース
ですが、数千時間に及ぶ評価と、多くの貴重なフィードバックにより、8 月19 日にGoogle Apps Premier 及び Education Edition のお客様向けに、Google Apps Script をリリースしました。
Google Apps Script は、Google Apps の様々な機能を自動化することができます。Google スプレッドシートの中の値を読み込み変更したり、Google カレンダーの予定を作成したり、メールを送信したりと様々なことを行えます。5月のアナウンスの時に紹介した、こちらの
Google Apps Script Overview
のVideoをご覧ください。
"Bureaucracy-busting Expense Approval Script(お役所仕事削減精算スクリプト)"という面白いユーザサンプルをご紹介しましょう。このユーザサンプルは、
Google Apps Scriptの利用方法を説明するために作ったチュートリアル
を拡張したものです。経費精算の申請/承認作業は退屈になりがちです。次のような単調な作業を自動化するスクリプトを追加しています。
外貨表示を自動的にローカル通貨に変換
過去の為替レートを外部のウェブサービスから参照
日付や明細、金額の未入力など、ベーシックなエラーを検出
特定の精算カテゴリについてはビジネスロジックを実行し"要審査"のフラグを追加
さらに便利なことに、誰の承認が必要なのかもスクリプトが提示してくれ、自動的に承認リクエストを出してくれます。承認されると、スクリプトは精算内容を支払いのために経理部門に送付します。メールを書く必要もありません。
Google Apps
Premier 及び Education Edition で利用可能な Google Apps Script を使用することで、簡単にカスタマイズ可能なビジネスプロセスを作成することができます。この例は数百のなかのひとつにすぎません。精算からタ イムカード、トラブルチケット、オーダー管理まで、計算し、整理し、自動化したいものなら何でも、Google Apps Script で、これまでになく簡単に実現できます。
Google Apps Script は今すぐ利用できます。Google Apps Premier 及び Education Edition を利用のみなさまは、Google スプレッドシートの”ツール”メニューに”スクリプト”が追加されています。
みなさまが Google Apps Script をどう埋め込んで利用するのか私たちも楽しみにしています。是非スクリプトを利用してみてください、また、みなさまの利用例を
教えてください
。数週間の間に登録されたもののなから、いくつか紹介したいと思います。
Google Apps Directory Syncの機能追加
2009年7月31日金曜日
2009 年7月 31 日
Posted by 藤井彰人, Enterprise Japan Product Marketing Manager
7 月 29 日に、Google Apps Directory Sync に対する 2 つの新機能をリリースしました。Google Apps Directory Sync は、LDAP システムに保持されたユーザー、ディレクトリ情報を Google Apps と同期するためのものです。数週間前に
アナウンス
した Google Apps の「連絡先」に対する機能追加をこの 2 つ機能改善により補完します。
Google Apps Directory Sync は、従業員の連絡先情報の同期に役立つだけでなく、LDAP ディレクトリにリストされている従業員以外の情報にも利用できます。これにより、従業員は、大切なお客様や、パートナー、ベンダーの情報も簡単に探し出 し、コンタクトすることができます。
このリリースで、LDAP システム Google Apps 間で、同期可能な連絡先項目を拡張しています。複数の電話番号や住所、役職など、リッチなユーザープロファイルをサポートし、従業員がアクセスできるようになりました。
Google Apps Premier Edition や Education Edition をご利用の企業や組織の方は、ここからGoogle Apps Directory Sync の情報を取得してください。
http://www.google.com/apps/directorysync
Google Apps Contants (連絡先)の新機能
2009年7月31日金曜日
2009 年 7 月 31 日
Posted by 藤井彰人, Enterprise Product Marketing Manager
7 月 1 日に、多くの企業ユーザ待ち望んでいた、Google Apps の「連絡先(Contacts)」をアップデートしました。
既にリリースしている Shared contacts API に、管理者が詳細なグローバルアドレス帳をメンテナンスできる新しい API を発表しました。
また、Google Apps では、Gmail の一部である、連絡先のインタフェースをアップデートしました。これにより、従業員は企業、組織内の他の従業員を簡単に見つけることができ、コラボレーションをすぐに始めることができます。
グローバルアドレスリストの管理
GData API により、管理者は Google Apps 内にある企業のグローバルアドレス帳をメンテナンスし、管理することができます。
User profiles API
管理者は企業ドメイン内の全ユーザのプロファイル情報を抽出、更新することが可能です。
また、従業員が簡単に他の従業員を探し出せるように、リッチなユーザー情報を提供することも可能です。
Shared contacts API
2008 年 12 月に発表された本 API により、Google Apps にアカウントが存在しないユーザーに対して前述した内容と同じ操作を行えます。Google Apps のアカウントだけでなく、全ての連絡先情報を企業のグローバルアドレス帳に記載することができます。
これらの API は、Google Apps Premier Edition をご利用のお客様のみに提供されます。
「連絡先」の機能追加
これまで、Gmail の「連絡先」には、明示的に追加するか、過去にメールしたことのあるユーザーしか表示されていませんでした。これからは、氏名を検索すれば、過去メールした人だけでなく、企業のグローバルアドレス帳から検索したのと同じ結果が得られます。
連絡先インタフェースにも改善を加えました。管理者が前述の API で企業のグローバルアドレス帳にユーザの詳細情報(役職、オフィス所在地、部署、コストセンター等)を追加すれば、追加情報が表示されるようになります。これによりユーザーは簡単に他のユーザーの最新の連絡先が入手し、コンタクトすることができるようになります。
ロータスノーツからGoogle Appsに移行がより簡単になりました。
2009年7月22日水曜日
20087月14日
Posted by 藤井彰人, Enterprise Japan Product Marketing Manager
Fairchild Semiconductor, Hamilton Beach, JohnsonDiversey, Valeo と言った会社の共通点は何だと思いますか? 彼らは、50,000 近くの Lotus Notes ユーザーを Google Apps に移行したのです。
今日から、Lotus Notes を、もっと簡単に
Google Apps に移行
してもらえるようになりました。新しいツール、Google Apps Migration for Lotus Notes をリリースし、メール、カレンダー、コンタクト情報を素早く簡単に移行できるます。このツールはネイティブな Notes アプリで、以下の特徴があります
:
簡単に配備できます
集中的なサーバー側での移行作業により、ユーザーの皆さんに作業は必要ありません。
サービス停止なし
移行作業中もユーザーは Notes を利用できます。以降後は、Gmail で Lotus Notes にあるNotes のリンクを開きます。
グローバル展開可能
同時にまたは個別に、複数オフィスの移行ができます。必要に応じて、組織、オフィスの管理コントロールを割り当てます。
追跡可能なレポート
集中化されたイベントロギングで、Domino サーバーとサイトの移行を管理、モニターできます。
こちらのショートビデオをご覧ください。
Google Apps Migration for Lotus Notes のこれらの機能等により、Google Apps に素早く”スイッチ”して頂けます。JohnsonDiversey はこのツールを 10,000 人の従業員の移行利用しました。次のビデオは、CIO である Brent Hag 氏の語る導入プロセスについてのビデオです。
Google のパートナーである CapGemini はこのツールを利用し、Valeo ( 従業員 30,000 人の自動車販売会社)を移行しました。CapGemini の IT プロジェクト リード Philippe Bonnemains氏はこう話しています「私たちはValeoと他の数社の企業にこのツールを使用しました。Google Apps Migration for Lotus Notes は、Notes のメールアーカイブ、コンタクト情報、カレンダーなどを継続的に利用し、かつ Google Apps に移行したい
企業にとって、
明らかに素晴らしいソリューションです。」
移行についての支援や、全体プロジェクトプラン策定、導入、トレーニング等が必要な場合は、ニーズに応じて
Google のパートナー
が製品、サービスを提供できます。(
国内パートナー
はこちらです。)Domino アプリケーションをクラウドへ移行する場合には、この
移行のための Whitepaper
が役立ちます。
Lotus Notes からGoogle Apps への"スイッチ"を検討中の方は、是非弊社
営業までご相談
いただくか、
Google Apps をお試しでご利用
ください。すでに Google Apps Premier またはEducation Edition のお客様で、移行をされたい場合には、
こちらから移行ツールをダウンロード
してください。
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