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直島・岡山・鳥取まとめ

■萬福軒(まんぷくけん)/宇野港(岡山)
https://www.takemachelin.com/2020/04/manpuku.html
岡山から直島に渡る際、岡山側の宇野港で食事を済ませておくことに。港からそう遠くない場所にある評判の良いラーメン屋を食べログで発見。日替わりで地元の魚介を用いたラーメンを提供するお店です。詳細は別記事にて。


■おまち堂/宇野港(岡山)
https://tabelog.com/okayama/A3302/A330202/33013011/
直島行きの船着き場のお向かいにあるフルーツスタンド(?)。新鮮な果物をふんだんに用いたカキ氷は確かに美味しいのですが、1杯千円近くするのはちょっとアレです。台湾ならより高品質なものを半額~1/3の価格で食べれることを考えると割高に感じました。


■ベネッセアートサイト直島
http://benesse-artsite.jp/
岡山の宇野港から船で15~20分、直島に到着です。さっそく草間彌生の代表作である「赤かぼちゃ」がお出迎え。
「ベネッセアートサイト直島」を標榜するだけあって、島のあちこちにアートが点在しています。スタンプラリーよろしく地図を見ながら作品を巡る。
貸し自転車屋が多いですが、チャリは取り回しが悪く起伏も多い島なので、徒歩の方がフットワークが軽く動けるように感じました。
私のお気に入りはコチラ。白いブドウの中に客船ターミナルと駐輪場が納められています。東京のそういった施設は機能性を追求した無機質なものばかりなので、こういった遊び心や余裕は羨ましい。
「家プロジェクト」といって、空き家となった古い家屋を改修し、アート空間として再生した作品もチラホラ。


■地中美術館/直島
http://benesse-artsite.jp/art/chichu.html
ベネッセアートサイト直島のトレンドセッター「地中美術館」。安藤忠雄の設計であり、施設全体が地下に埋められているのが特徴。展示アーティストはクロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルの3人だけであり、ベネッセの福武總一郎が「睡蓮」を購入したことがきっかけで実現したサイトスペシフィックな美術館です。
しかしながら、この美術館は美術館として大変よろしくない(写真は公式ウェブサイトより)。アートに馴染みがない方が訪れれば、「んだよやっぱアートってめんどくせえな」と思われかねない仕組みです。

まず、オンラインチケットによる予約制であり、意気揚々とQRコードを係員に見せて入場しようとするのですが、「一旦はチケットセンターに行ってもらって、そこで紙のチケットと交換してから来てくれ」と追い返されました。とても良くない幸先です。
「撮影は全てNG」に始まり、館内の至るところに「べからず集」が掲示されており、それらのルールが遵守されているかどうか、係員が犯罪者を探し出すかのような目つきでゲストを常時検分してきます(写真は公式ウェブサイトより)。展示物がガラスカバーに覆われているなど序の口で、モネの絵など「靴を脱いでスリッパに履き替えてから鑑賞せよ」という潔癖ぶり。中学校の意味不明な校則のように日本の悪癖を凝縮したような運用。オランジュリーに笑われること必至です。
当館のハコや作品など物理的なものに対する価値は認めますが、精神的な部分や運用面でぽぽぽぽーんな美術館でした(写真は公式ウェブサイトより)。


■ベネッセハウス/直島
https://www.takemachelin.com/2020/04/house.html
宿泊先はベネッセアートサイト直島のフラッグシップ「ベネッセハウス」。立地やコンセプトは良いですが細部が色々と古臭く、同価格帯の最新シティホテルに比べると見劣りするホテルでした。地方から最先端の先端にキャッチアップすることの難しさを痛感した滞在でした。詳細は別記事にて


■テラスレストラン 海の星 Etoile de la mer/直島
https://www.takemachelin.com/2020/04/etoile-de-la-mer.html
ベネッセアートサイト直島にあるフランス料理店「海の星 Etoile de la mer」。ホテルである「ベネッセハウス」のメインダイニングです。監修は銀座「タテル ヨシノ」の吉野健シェフ。詳細は別記事にて


■福寿司(ふくずし)/岡山駅
https://www.takemachelin.com/2020/04/fukuzushi.html
岡山駅から徒歩7~8分ほどに位置する「福寿司(ふくずし)」。岡山の郷土料理を提供する1956年創業の老舗です。スペシャリテは「わら丼」。岡山県の県民魚サワラを漬けにした丼です。詳細は別記事にて


■オンサヤ コーヒー 奉還町本店(ONSAYA COFFEE)/岡山駅 
https://tabelog.com/okayama/A3301/A330101/33002285/
岡山から鳥取に向かう列車が90分待ち(!)だったので、駅近くのカフェで時間をつぶすことに。これが大当たり。自家焙煎のコーヒーは美味しいわ雰囲気はめちゃめちゃ良いわで、私の人生においてもトップクラスにイケてるカフェでした。岡山駅近辺で時間がある際に是非どうぞ。超オススメ。


■みつき/鳥取駅
https://www.takemachelin.com/2020/04/mitsuki.html
さて鳥取と言えば松葉ガニ。ズワイガニの雄のことを山陰地方では「松葉ガニ」「松葉かに」と呼んでいます。飲んで食べてお会計はひとりあたり2万円強。都心の調子に乗った和食店の半額以下であり、2020年第1四半期ベスト費用対効果賞は当選確実。詳細は別記事にて


■鳥取砂丘
https://www.tottori-guide.jp/sakyu/
鳥取と言えば砂丘ですが、実は日本最大の砂丘は青森県「猿ヶ森砂丘」です。また、「砂丘」は「砂漠」とは異なり、「砂丘」とは風によって運ばれた砂が堆積してできた丘状の地形のことを指します。ちなみに日本で唯一の砂漠は東京にあるんですよこれ豆な。
一般的な観光客は砂丘を見るとすぐに帰っちゃうのですが、砂丘入口脇にある「山陰海岸国立公園鳥取砂丘ビジターセンター」が地味にオススメ。鳥取砂丘のなりたちや特徴がめちゃんこわかり易く解説されています。


■四川担担麺 蒼雲(そううん)/鳥取駅
https://www.takemachelin.com/2020/04/soun.html
ミシュランガイドにも掲載された人気の担々麺専門店「四川担担麺 蒼雲(そううん)」。開店5分前に訪れたのですが既に15人ほどの行列。けっきょく入店までに30分近く待ちました。詳細は別記事にて


■すなば珈琲/鳥取砂丘コナン空港
https://tabelog.com/tottori/A3101/A310101/31004980/
鳥取旅行の〆はやはり「すなば珈琲」。平井伸治鳥取県知事の「鳥取にはスタバはないけど、日本一のスナバがある」の名言に便乗したカフェ。全体を通じて自虐的な社風であり、知事同様にかなり振り切った会社です。コーヒーの味はまあ、普通のコーヒー味でした。


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福寿司(ふくずし)/岡山駅

岡山駅から徒歩7~8分ほどに位置する「福寿司(ふくずし)」。岡山の郷土料理を提供する1956年創業の老舗です。
お店は2階建てで、1階にはカウンター席とテーブル席、2階には最大40名のお座敷が。宴会や法事・法要などで重宝される昔ながらの街の寿司屋といった趣です。
スペシャリテは「わら丼」。岡山県の県民魚サワラを漬けにした丼です。1,500円。
大ぶりにカットされた新鮮なサワラが濃厚な醤油ダレに漬けこまれており美味。薬味もたっぷりで爽やかに食べ進めることができます。ただしゴハンは一般的な定食屋のそれであり、老舗の矜持は感じられず。
こちらは「上刺身定食」。近海物の魚を中心とした刺身であり、もちろんサワラも入っています。それなりに美味しいのですが、1,900円という価格設定は少し割高に感じました。
こちらはサワラを用いた押し寿司(?料理名失念)。サワラに火を通しミンチ肉状態にしてギュギュっとしたものであり、刺身に比べると味に凝縮感が生まれ斬新な味わい。予想の斜め上を行く味わいでした。
いずれの料理もそれなりに美味しくはあるのですが、ライバルが少ないためか地価の割に割高に感じました。旅行者はあくまで観光名所、サワラを食べたという実績を作ることを目的に訪れましょう。


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鮨は大好きなのですが、そんなに詳しくないです。居合い抜きのような真剣勝負のお店よりも、気楽でダラダラだべりながら酒を飲むようなお店を好みます。
この本は素晴らしいです。築地で働く方が著者であり、読んでるうちに寿司を食べたくなる魔力があります。鮮魚の旬や時々刻々と漁場が変わる産地についても地図入りでわかりやすい。Kindleとしてタブレットに忍ばせて鮨屋に行くのもいいですね。

萬福軒(まんぷくけん)/宇野港(岡山)

岡山から直島に渡る際、岡山側の宇野港で食事を済ませておくことに。港からそう遠くない場所にある評判の良いラーメン屋を食べログで発見。日替わりで地元の魚介を用いたラーメンを提供するお店です。
正午であっても3〜4割の入りといった具合です。壁には芸能人のサイン色紙がたくさん。この手のラーメン屋としては珍しく、お手洗いが男女別でした。
まずは王道の「鯛の塩ラーメン」。なるほど鯛のお吸い物のような風味が感じられ、ラーメンとしてはとても上品な味わいです。
スープは悪くないのですが、麺がイマイチですね。素麺のように細く柔らかい麺であり、旨味に乏しく記憶に残らない味覚です。これで750円というのはチト高い。
この日限定の「イワシの塩ラーメン」。先の鯛よりもアタックの強いスープであり、旨味と苦味が感じられます。ただし麺は同じものを用いており、同様に食べごたえがありませんでした。同じく750円。
「萬福風焼豚玉子めし」は、チャーハン的なものを勝手に想像していたのですが、実際はチャーシュー丼の目玉焼きトッピングでした。
「日替わりで地元の魚介を用いたラーメンを出す店」ということで勝手に期待してしまいましたが、まあ、こんなもんかという食後感です。船の出港までに時間があり、地元の魚介を用いたラーメンをどうしても食べたくなった場合にどうぞ。


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兵庫、岡山、香川 vol.2


岡山城ならびにその大名庭園、後楽園へ。かっこいい。城が真っ黒なのです。今まで観た日本の城の中で一番好み。川沿いに凛々しく建っている構図も素敵。
ところで、日本の城に白い城や黒い城があるのはお気づきでしたか?黒い城は豊臣方。大阪城天守閣は真っ黒で、それに他の城も習ったらしいです。白い城は徳川方。例外はあるものの、大体そのような分類らしいです。「しろいしろ」「くろいしろ」の変換が難しい。
大満足で岡山駅へ。そこには予想通り岡山一有名な男がいました。彼の名は桃太郎。桃太郎は武装勢力を率いて共に鬼ヶ島へ上陸。破壊と略奪の限りを尽くし一時代を築いたという、日本の伝統的なサクセスストーリーとしてあまりに有名。しかし問題なのはその仲間たち。

イヌ、サル、キジ。

なにゆえトリだけ具体的なのか。

また、友人の軍事研究家に意見を求めると、あの御伽噺には色々と無理な設定があるとのこと。例えば鬼が島への上陸作戦につき、敵の支配下へ最も不利な状態で攻め込む戦闘形態(ノルマンディー上陸作戦において4,000名もの死者を出した「ブラッディ・オマハ」はあまりにも有名)であの程度の戦力ではお話にならず、上陸前の海上でボートごと撃沈されるのが関の山なんですって。

戦没者に冥福を祈り、快速マリンライナーに乗車。瀬戸大橋を渡り、四国へと向かいます。


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